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先生との面談 [体験レポート]

メインのPET検査が終わりました。
「あー、終わったなー」 と、小さい達成感みたいなものをもちつつ検査室から出ます。

これから30分ほどの、強制休憩その2に入ります。

これは検査薬に含まれるガンマ線を減衰させるためです。
どういうことかというと、FDG(検査薬)の放射能が減るのを待つ、ということです。

*放射能というと怖いイメージがありますが、胃のX線検査で浴びる放射能が4mSv(ミリシーベルト)なのに対し、PETの検査薬を注射して機械に入る一通りの検査で3.5mSvということです。
この程度だと、将来に影響が出る可能性もまずないということで、私はむやみに心配するより、検査で受ける利益(早期発見)のほうを重視しました。


検査の順番は人によって違うようですが、私はこれで一通りの検査が終了でした。


最後に医師の先生との面談がありました。

促されて椅子に座ります。
すると、「ん・・?」

なんととったばかりの画像たちが早くもディスプレイに表示されているではありませんか!

「最終結果はそれぞれ画像の専門科(CT,PET,MRIなど)詳細に画像をみたあと」という注釈つきですが、検査結果について全般にコメントをもらいます。
私の場合、いくつか指摘はありましたが(逆にこういう検査だと、問題にならない小さい不具合まで見えてしまいます)、特に大きい問題はなさそう、ということ。
ほっとひといきです。

本当になんでもわかってしまうようで、これまで人生で一度もいわれたことのない"古い炎症の跡"とか、指摘がありました。
「まあ心配ないでしょう」ということなので、豆知識程度に覚えておくことにしました。


最終検査結果は郵送です。
私は希望して、CD-ROMに自分の画像を記録したものをもらいました。
履歴として残しておくこともできますし、何かあった方はそれを病院にもっていって活用することができるわけですね。

ちなみに、その検査結果についてさらに医師と話をすることもオプションでできるということでした。


面談が終われば、あとは今後の説明を受けて、着替えにロッカールームに戻ります。

ふー。
タグ:面談 pet検診
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そしてPET撮影! [体験レポート]

検査薬投薬後の強制休憩も終わり、技師さんに伴われて検査室に向かいます。

検査室入り口には、被爆注意の大きな印が(ちなみに被曝量は胃のX線撮影よりも少ないそう)・・
ついに来た・・


●●●●●●●●●●●●●●● 体験レポート 目次 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●日本医科大学健診医療センター 施設紹介
最初の最初 受付! PET検査・・の前にトイレへ!
着替えたら検査説明 そしてPET撮影!
先に各種検査(血液、MRI)   検査終了
いよいよPET検査 PET検診(PET検査)の費用・料金は?

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●


中に入ると、ネットの画像でしか見たことのなかった、PET検査の機械がどーんとおいてあります
寝床+ドーナツ型のわっか。。
この写真は、フィリップスのPET-CT検査装置です(なかなかかっこいい)。
フィリップスのPET-CT.jpg


機械に寝る前に、技師さんから検査の仕方について説明を受けます。
1回ドーナツをくぐれば終わりではなくて、途中で止まったり、ちょっと引き返したりなどがあるということ。
検査時間は30分くらい(意外とかかる)。


いよいよ寝床に横になります。
固定器具をつけられて(ほんとにがっちり固定されます:頭も横向いたりは不可)、完全にまな板の上の鯉。


固定されたら、技師さんはとなりの部屋へ。
技師さんはガラス越しでこちらに指示をします。


「リラックスしてください」なんて言われますが、初めてのPET検査でリラックス、はなかなかむずかしい・・
深呼吸などして、とりあえず落ち着かせます。


わっか機械がゴォーンとうなりをあげます。
そしてわっかの中へゆっくりと・・・

わっかの内側に書いてある注意書きなんかが気になったりしますが、あとはなすがままです。

実感としては、CT検査に近いです(PET-CTだとCT検査そのもの)
わっかの中を撮影の機械がグルグルッ というかビュンビュンッ と高速で回っています。
細胞の活動状況を、輪切りで調べるわけです。


・・・30分、意外と長い・・・

そして寝床が進むのも、結構ゆっくり。。


なんとなく疲れが出てきたころ、終了です。

「お疲れ様でしたー」 という技師さんの声とともに、固定器具が外されて解放されます。
特に痛みのある検査ではないので、「はー、終わったかー」 とひといき。


今度はガンマ線が減少するまで、再び強制休憩です。



 
タグ:PET検査
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PET検査・・の前にトイレへ! [体験レポート]

検査薬の注射を受けて、その後薄暗い部屋の快適ソファで何もせずに ボーーーーーッ としたら、いよいよPET検査室へ向かいます。
いざ!


●●●●●●●●●●●●●●● 体験レポート 目次 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●日本医科大学健診医療センター 施設紹介
最初の最初 受付! PET検査・・の前にトイレへ!
着替えたら検査説明 そしてPET撮影!
先に各種検査(血液、MRI)   検査終了
いよいよPET検査 PET検診(PET検査)の費用・料金は?

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●


||強制トイレ||
と行きたいところですが、その前に強制トイレです(排尿)。
*前夜から食事を抜いているので、大きいほうは出ません・・・


なぜかというと、このブログをしっかり読んで頂いた方にはわかるかと思いますが、膀胱に検査薬がたまっているからです


注射するとめぐりめぐって尿として排泄されるわけで、そうなると膀胱にたまってくるんですね。
たまってしまうと、がんの有無に関わらず、PET検査の画像上は異常集積(検査薬の)してしまいます。


"PETで見つかりやすいがん、見つかりにくいがんがある?" という記事にも書きましたが(左側のメニューからアクセスできます)、この点からも実はPET検査は膀胱がんの検出は苦手分野のひとつです。
そのため、PET検査とCT検査やMRI,エコーなどを組み合わせた"PET検診"という形で、ひとまとまりとして検査を受けるのが、苦手分野をカバーするにはよいということになります。


トイレが終了したら、いよいよPET検査室に突入です!




 
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